森の番犬ポロン

夜になったらいろんな動物が森から
家の前の野原にやってきます。
車のライトでちょっと照らされたことにびっくりして、
走って逃げるタヌキの可愛らしさ。


深夜2時ごろになると鹿の大群が
(5,6頭ですが、私には大群にみえる)
静かに堂々と登場する。
見ている私の胸が高鳴ります。
月の光に照らされた、立派な角を持つ鹿は
神々しくって、拝みたくなるほど。
私は窓からうっとりとただ静かに彼らを眺めている・・・・


そんな動物たちにとにかくバウバウと吠えまくって
自分の存在を主張しているのは
番犬ポロンです。

シェトランドシープドッグの雑種(10歳)で、
牧羊犬の血が騒ぐのでしょう、
鹿をみるとたまらなくなっちゃう。
首輪を外すとすごい勢いでダッシュしますが、
もちろん何の収穫もありません。
大きすぎる獲物達。


ポロンは日本の暑さには耐えられないんじゃないか・・・
って思えるような毛の長さと厚さ。
人間が真夏に毛皮着てることを想像すると
かわいそうになっちゃう。


だから、夏になると玄関に入ってきて、
ごろりごろりと転がっている。
毛がそこいらじゅうに散らばってしまうのが
ママとしてかなり気になるところではあるが。


まだまだ夏は続くよ・・・ってか今からだよ・・・
お互い頑張ろうね