夏の夜の花火大会

昨日雨が降ったために今夜に延期となった花火大会。
朝には雨がちらほらしていたので、今年はもう無理なのか、
と思っていたけど、お昼過ぎには決行するとの情報を得て、
みんなわいわい大喜び。
夕方、子どもらに着物を着せ終わり、あとは出陣を待つばかり
・・・というところで、テレビを観ていたパパが
「大雨洪水警報が出たぞ!」という悲痛な叫び声。


え〜っなんで!!よりによって今のこの時間に・・・。
子ども達にどうするか尋ねると、何が何でも絶対に行く!
とのことで、私もここまで来たらもうそれしかないと
覚悟を決めて、大雨に打たれるつもりで
会場へとイソイソと足を運びました。


すごい厚さの黒い雲がどーんと空全体を覆っていたけれど、
たくさんの出店に目を奪われ、取りつかれたように
たこ焼きやイカ焼きやかき氷を食べているうちに、
夕日も完全に沈み、辺りは真っ暗になり、
雲のことは気にならなくなってきました。


そして始まった花火大会。
しかけ花火を、川面の真正面から観たのは初めて。
しかも自分の前には人がいない場所で・・・・
しかけ花火パノラマひとり占め状態。
田舎だからこそ体験できるんだろうな・・・と感激。
ドーンという振動が体を揺らす感覚ってすごい!
久々興奮しました。


そうこうしているうちに花火は終了
ものすごい煙の中、私たちは家路につきました。


しかし、大雨洪水警報・・・とりあえず、
今回は外れてくれてよかった・・・


そういえば、私も子どもの頃は地域の夏祭りがとっても楽しみで・・・
慣れない下駄をはいて、蒸し暑い中、
足が痛いのを我慢してあちこち歩き回り・・・
浴衣を脱いだ時の虚脱感というか爽快感は
夏祭りにつきものの、忘れ難い感覚。
我が子もおんなじような感覚を今年も味わったんだろうな。


今、大きな行事が終わったような感覚に浸っています。
お風呂に入って汗を流して早く寝よう。。。。
意外におばさんの体はあの振動にびっくりして
後日疲れがひょっこりやってくるかもしれないです。