高校時代を懐かしむ・・・・合唱部の同窓会

毎年お盆と正月に行われる元合唱部の同窓会。
私には子育てもあるし、長男の嫁だし、田舎のお墓参りもあるし・・・
ってなかなか参加できずにいたんだけど、
今回は墓参りの時期がずれて、久々みんなと楽しく過ごすことができました。


みんなでワイワイと過去の記憶を確かめ合って・・・・
あの当時の私たちって案外素晴らしかったよね、って自画自賛
顧問が付かない中、生徒同士が自分達で作りあげていた練習風景を思い出す。
人数も少ないのに、それでも県大会で2位の好成績を収め、県代表として
大きな大会に参加していた・・・・私たちなりの青春ドラマだったなあ。


夜遅く、みんなでカラオケに行って歌う中で、常々疑問に思っていたことを尋ねてみた。
「ねぇ、私、アルトのパート歌っていたんだけど、実は苦しかったんよね・・・
私ってもしかして、ソプラノの方が音域合ってたんじゃない?」


みんなも「そんな気がする。なんで気がつかんかったんやろうね・・」って不思議がる。
多分指導者がいなかったから、見落とされていたんだろうな、私の音域
・・・っていう話になったのでした。



でも、もしかすると、歳とともに、いつの間にか喉が鍛えられて、
新たに音域の幅が拡がったっていうこともあるのかもしれないよね・・・・。
うん、そっちの方が正解のような気がしてきた。



高校生だったあの頃。
勉強に部活に忙しく、とても楽しかったけれど、
実は私はどんどん自分が嫌いになっていたんだよな。
みんなは私よりも歌がうまくって、勉強もできるし、楽しそうで・・・
羨しいな、と思っていたことがたっくさんあったっけ。



でも、今日久々にみんなに会って気がついた。



今は自分が嫌いじゃない。


卒業後、たくさんの指導者や友達や夫や子どもにめぐりあったお陰かな。
いつの間にか鍛えらて、自信もついて、
音域だけじゃなくって、ちょっぴり人間としての幅も拡がったのかもなあ〜
なんて・・・・・
そう思えること自体がとても幸せ。。。。みんなに感謝。


夏の夜の同窓会のおはなし。