私が蕎麦屋を開いたら・・・

決めてとなる麺はもちろん、しこしことした歯ごたえのある、
十割か二八の手打ち麺。
おつゆは甘くなく、濃いおだしの関東風。


カリッと揚げた大判の細ゴボウの天ぷらこそが我が蕎麦屋のウリ。
別のお皿に添えて、サービスとしてお出しする。


たっぷりの白ネギや青ネギや、生わさび、七味唐辛子、などを
ご自由にどうぞ的にドンとテーブルへ。
その量の多さに皆大満足。


お蕎麦が出てくるまでの間、揚げ蕎麦麺のおつまみをお出しして、
はやる気持ちを抑えてもらう。。。
。。。があまり待たずにお蕎麦はテーブルへと運ばれてくる。


食後には蕎麦湯か珈琲のどちらかがデザートと共に選べる。
品数はシンプルだけど日替わりランチの内容がかなり充実してて
お洒落な女性にも大人気。



ライトダウンした、和モダン的店内には、
ステキな生花がセンスよく飾られ、
店員さんのコスチュームは黒の和風で統一感を感じ、
主張しすぎず心地よいBGMが微かに流れてて・・・


店員は主婦ばかりなので、
夕暮れ時を待たずにとっとと早じまい。


オーナーの私は時々現れて、店の動きをチェックしながら、
店長さんや店員の良いところを見つけつつ、トイレのお掃除。


宝くじが当たったら、開いてみたい、お蕎麦屋さん。。。。
と書いていると子どもが覗いて、
「なぜそんなに熱く語りたいの?」と。


。。。。多分これも現実逃避。